バイオマシン所感

●マシンミクロマン
 ヘッドのゲート跡がちょっと酷い。特にゼクウとトリニティー
スネの凸部が試作より短くなっているのは、折れにくくするための配慮だろうか?
デザイン的にはちょっと落ち着いた様な気がするけれど、代わりにバイオテックパーツのスネの保持力が確保出来なかった様な気がする。個人的には試作品の凸部のでっぱり具合が好きだったので残念。
 デザイン上しょうがないのだけれど足首の接地性がイマイチ。あと右膝の関節が若干ゆる気味なのが気にかかる。
 ハックが試作品の写真より現物の方が男前なのが好印象。基本的にオレは頭に余計な付属物の付いて無いプレーンな顔が好みなので、マシンフォースの中ではハックが一番のお気に入りに決定。お腹が空くと戦えなくなっちゃうデブキャラだけどな。
●バイオマシン
 嫌な予想通りバイオテックパーツはマシンからポロポロ取れる。
ゼクウの肩アーマーとかトリニティーの胸アーマーとかは取れるというより付かないと言っていい。
 バイオテックパーツは結局クリアブルーよりもかなり暗っぽいスモークグレーに近い色味になったがバイオテックモードでマシンミクロマンに装着した時の色味が地味な感じになっちゃった様な気がする。試作の素のクリアーの方がミクロマンのメッキカラーが綺麗に透けるので良かったんじゃないかなぁ。欲を言うと個々のバイオテックパーツをクリアーレッド、クリアーブルー、クリアー、クリアーイエローと色分けする位ハデでも面白かったと思う。
●バイオスーツ
 前述の通りバイオテックパーツとかの細かいパーツはポロポロ取れ易いものの、合体に係わるジョイント部分は比較的保持力が安定していて、悪く無い。
肩や股関節など一部にはクリックが入ってたりして、ポロポロ取れるバイオテックパーツは取っぱらって無かった物として割り切ってしまえば、ロボットマンディーンやエンデバーなんかよりストレスなく遊べる。
関節の可動部分が少ないので、フルポーザブルなTFに慣れている昨今では物足り無い向きもあるだろうが、これは可動を楽しむロボットでは無くて初代ロボットマンの様にミクロマンとの大きさの対比を楽しむロボなのだ。
●総評
 全体的に細かいパーツの精度に難点が残るものの、オレ的には合体したバイオスーツの存在感に思ったより満足だ。